No Rain, No Rainbow

これまでの人生の記録、今、これから

【雑記】新型コロナについて今思うこと

新型コロナウイルスに関して、日々、不安ばかりが募りますが、書くことで自分の中で整理がつく部分もあるかと思いますので、調べたことや今思うことをまとめます。

新型コロナウイルスの特性】

あくまで見聞きしてきたことを列記すると、
 ・感染者は8割が軽症か無症状で2割が重症化する
 ・潜伏期間は1日〜14日、多くは5~6日
 ・味覚・嗅覚異常を伴う場合あり
 ・高齢者や持病を持っている人が重症化しやすい
 ・喫煙者や肥満の人が高リスクという報告あり
などなど。

新型コロナは名前の通り未知のウイルスなので、まだ解明できていないことも多いかと思います。

新型コロナウイルスのワクチン・治療薬開発】

各国の製薬会社などがこぞって開発に乗り出してはいるようですが、新薬の開発などには1年程度の時間を要するという見方もあります。
有効なワクチン・治療薬がなければ本当の終息も望めないと思うので、一刻も早く完成を期待したいところですね。

【日本政府の対応】

評価がうなぎ登りの一部の知事とは対照的に、スピード感もなく対応が後手に回っていたり、「それじゃない」と言いたくなるような対策を打ち出してくる安倍首相や国政には不満が高まってきていますが、提言はいいとしても、糾弾するのは事態が落ち着いてからたっぷりやればいいと思います。
野党も「これ幸い」とばかりに政権批判をしたり、こき下ろそうとしていますが、今はモメているような状況ではないはず。
首相の辞任を求めても「じゃあ誰がやるの?」という感じで、誰も火中の栗を拾いたくはないでしょう。

また、補償なしの休業要請は理にかなっていないとは思いますが、巨額の経済対策を打ち出している欧米各国とは感染の規模も現時点では全く異なるため、「あの国はこれだけ出すのに日本は...」という単純比較はできないと思います。

【「コロナ疎開」について】

感染者が大きく増加している地域から脱出して、感染者が少ない地域へ帰省したり滞在する「コロナ疎開」とでも言うべき状況も見受けられています。
感染者が多い地域に留まるのが不安なのはわかりますが、これはとてもリスクが大きいと思います。

第一に、感染者が数十人のとある県からは「これ以上感染者が増えると医療崩壊になってしまう」という声が聞こえているように、地方では都市部ほど医療環境が整っていません。
発症していないだけで既に感染していたり、移動先で感染したりすると、必要な処置を受けられない恐れもあります。

第二に、自分が感染源となって、家族や大切な人たちに感染させてしまったり、集団感染を引き起こすリスクもあります。
そうなってしまった場合、自分が辛いだけでなく、家族なども地域から村八分にされる憂き目に遭うかもしれません。

【「コロナ鬱」にならないために】

先行き不安な状況下で、学校の休校や在宅勤務など自宅にいる時間も増え、外出自粛となるとストレスが溜まってしまうのは無理もないですよね。
ただ、やはりダメなものはダメなので、不要不急の外出は控えるべきかと思います。

今は大変な状況ですが、いつかは終息するはずなので、できないことに目を向けて嘆くよりも、「今だからできる」ことに目を向ける方が精神衛生上よろしいかと思われます。
私も先月から月の半分以上は在宅勤務となっていますが、通勤がない分ゆっくりできますし、外出する時にはマスクをするということもあり、ひげ剃りはかなりテキトーな感じにしたり、この状況を逆手に取っています(笑)。

また、安易に飼ってほしくはないですが、一人暮らしの自分にとってはペットの存在が大きいですね。
話し相手もおらず、そもそも今は人と話しても暗い話題になりがちですし、人間界の混乱なんてどこ吹く風で通常運転のペットを見ているとほんと癒やされます。

あとは、ついつい気になってコロナ関連の情報を追ってしまいますが、必要以上に深入りしない方がいいように感じます。
個人的には、事実の確認には努めますが、批判や非難といった情報にはなるべく触れないようにしています。

特に深刻なのはコロナ禍で大打撃を負っている外食、イベント、旅行・航空関係の方々ですね。
ここはもう経済的損失を補償してもらうほか無いようにも思いますが、財源が無いと言うのなら、国や自治体には基金の設立などの形で箱を作り募金を募ってもらって、集まった寄付金を分配するというのもありじゃないかと個人的には思っています。

【「コロナ後」の国内の社会構造・世界情勢】

「コロナ後」のことを言うと鬼が笑う、かもしれませんが、国内の社会構造や世界情勢は大きく変わるのではないかと推察します。

予想される国内の社会構造の変化を挙げると、
 ①在宅勤務(リモートワーク)の増加
 ②都市部から地方へ流入する人の増加
 ③AI、5Gなどの高度通信技術の活用加速
 ④高速道路の期間限定での無償化あるいは料金引き下げ
 ⑤失業率の増加、就職内定率の低下、貧富の差のさらなる拡大
といったところですかね。
①~④は歓迎ですが、⑤は起こってほしくないですね...

世界情勢については、特に欧米や中国との対立が深まるのを危惧しています。
中国は今やコロナ終息宣言をして、中国国内で生産したマスクを政府が吸い上げ発展途上国に贈与して救世主かのように振る舞っており、中国政府は「コロナが蔓延するのを防ぐ時間稼ぎをしたので、世界は中国に感謝すべきだ。欧米各国は対応を誤った。」とのたまっているそうで、欧米各国はそうした中国の言動や初動の遅れに対して怒りをあらわにしており、中国製品の不買運動を始めとして、中国を排除する動きも出てくるのではないかと懸念します。
欧米ではアジア系の人に対して差別的な発言が投げかけられたり、暴行を受けるヘイトクライムなども既に発生しているそうで、コロナが終息した後もしばらく欧米への旅行は控えた方がいいかもしれません。

また、世界経済に関しては、よくリーマンショックと比較されますが、ワクチンや治療薬ができるまでは経済活動も様子を見ながらになりそうですし、影響はリーマンショックの比ではないように思います。

こういった不安が杞憂に終わり、「災い転じて福となす」であればいいのですが...
とりあえずは少しでも早く普通の生活を送れるようになりますように。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。