【雑記】志村けんさんを偲ぶ
次の記事は前回の沖縄旅行の続きを書こうかと思っていましたが、今書きたいことを書きます。
志村どうぶつ園は見ていなかったので、個人的には疎遠になっていましたが、それでもやはり志村さんの訃報は私にとってもショックでした。
物心ついた頃のお笑い=志村さんくらいの存在で、親戚のおじさんが亡くなったという感覚すらありました。
70歳という年齢、過去に肺炎を患っていたということもあり、亡くなっても不思議ではありませんが、こういった形での逝去は残念でなりません。
「長い闘病生活の末に~」とかだとまだご本人も周囲も踏ん切りがつきますが、あれよあれよと言う間に亡くなられたというのが今回だと思います。
何より、あれだけ多くの人に愛されていた方が、新型コロナのために隔離されてひっそりと息を引き取られて、ご家族すら火葬に立ち会えないなんて...
今年はご自身にとって初めての映画主演、それから東京五輪の聖火ランナーも控えていて、志村さんは滅多に自慢話をしないそうですが、聖火ランナーを務めることは自慢げに周囲に話されていたそうです。
追悼番組で生い立ちも紹介されていましたが、厳格な家庭で育ったということもあり、笑いというものに真摯に向き合う、とても真面目な方だったんだなと感じました。
「バカ殿」や「変なおじさん」など、道化師を演じて自分で自分を貶めることはしても、他人を小バカにしたり、ディスることで笑いをとる、ということはなかったように思います。
こんな大変な状況だからこそ、そういったユーモアをもっともっと届けて頂きたかった。
「○○人、感染」、「○○人、死亡」や「自粛を要請」と無機質に伝えられても、響かない人には響かないですが、「みんなのおじさん」の訃報により、自分事として捉えられる人が増えることを切に願います。
新型コロナに打ち克った暁には、東京五輪だけでなく、志村さんのお別れの会もぜひ盛大に執り行って頂きたいと思います。
志村さん、本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。