No Rain, No Rainbow

これまでの人生の記録、今、これから

【映画】「ジュディ 虹の彼方に」観賞

一昨日、公開中の映画「ジュディ 虹の彼方に」を観てきました。

 


人混みを避けるためにレイトショーの時間に行ったんですが、公開されてまだ1週間ほどでも、新型コロナの影響もあってか、客は数人とガラガラでした…


さて、作品は「オズの魔法使」のドロシー役を演じたことでも知られているジュディ・ガーランドの晩年に焦点を当てたもので、最後の公演となったロンドン公演を中心に過去の回想を交えながら話が進んでいきます。


波乱の生涯だったとはなんとなく知ってはいましたが、観ていてちょっと苦しくなる程でした。

太りやすい体質だったため、子役時代に徹底的に管理され、過度の食事制限、それを乗り切るための薬(覚醒剤睡眠薬)の服用、スパルタ指導といったことが後の彼女の人生に大きく影を落としていくことになります。


素晴らしい才能を持ちながらも、色々なことに翻弄された人生だったのかなという感じでした。

なにせ亡くなったのが1969年なので、実際の本人はよく知りませんが、とても純粋で繊細、そして自己肯定感がかなり低かったという印象を受けました。でも実際には多くの人に愛されていたんだと思います。


また、主演のレネー・ゼルウィガーの演技は鬼気迫るものがあり、さすがにアカデミー主演女優賞を獲得しただけのことはありますね。


個人的には、「ジュディ・ガーランドオズの魔法使」のイメージしかなく、ジャズシンガーとしても名を馳せていたといったことも知らなかったので、周辺情報をインプットしてから映画を観るとより深く楽しめたかなというのが反省点です。


余談ですが、大学生の時に「オズの魔法使」の英語劇をやったことがあるんですが、私はカカシ役でした(笑)


最後までお読み頂き、ありがとうございました。